2021/06/08 16:09
環境問題の1つであるフードロス改善への取り組み・農家再生・継承への支援

上記のように、ノムリンは現在、様々なフードロス改善対策や、小規模農家の農業支援に取り組んでいます。
例えば台風により痛んだ新鮮なみかんなどの果物を購入し、素焼き加工して販売しています。2019年、千曲川近辺の台風19号の被害を受け傷ついたリンゴや日照不足で赤色にならず売れ残ったリンゴは大量購入し、素焼きチップスに加工・販売しました。
また高齢者の多い地域に出向き、微力ながら収穫や農作業の手伝いをしながら農家との交流を深め、農業継続のサポートもしています。
今後、気候変動によって大規模な自然災害による農作物被害/フードロスや、急速な高齢化による農家の継承問題は、私たちの取り組むべき最重要課題であると認識しています。フードロスの改善は環境問題への関与、農家の再生・継承は日本の食生活、すなわち日本文化の存続と継承に関わると言っても過言ではありません。
このフードロス改善への取り組み、農業の再生と継続サポートは、食に携わる私たちの使命であり、この取り組み無くしての成長はあり得えません。
これから起こりうる大規模な自然災害による農産物のダメージ、それによる農産品の廃棄比率の急増、高齢化による耕作放棄地の増加、それによる食物自給率の低下、これら喫緊の問題に対する行動・支援、今から出来ることを、食に携わる私たちが先導していかなければならないし、それが日本の食料自給率を維持・上昇させることの出来る可能性につながっているのです。